2010年7月1日木曜日

これは・・・何者なんだ・・・・?

「SIRENT HILL」

コナミのPSゲームでアメリカにある実在の地をモデルに描かれたホラーゲームである。
正直、描写は粗いしシステム的にも少々理不尽な部分はある。
しかしながらホラーゲーとして非常によくできていると言える。

最初は行方不明になった娘を案じつつも状況を整理しようと喫茶店で一休みする。
そのときこの世ならざる怪物も襲われ、最初に話した女性警官から受け取った拳銃で
なんとか倒した。しかし、それは更なる異様な体験の序章にすぎなかった・・・

序盤は視界の利かない街をあてどなくさ迷う主人公だが、とある路地に入った時
娘のスケッチブックを発見し、そこに描かれた絵から学校に何かがあると啓示を受ける。
いろいろジャマを受けながらも学校に辿り着き、受付部屋の裏側に学校で手に入れた
カードを差し込んだときが、狂気の始まりだった・・・


まずもって武器が貧弱である。某ゾンビの徘徊するホラーゲーの武器は必中であり、
確実に怪物を倒すのにこのゲームの武器は・・・・
犬ゾンビ→近接武器が振り下ろされる前に嚙み付かれる
鳥もどき→近接武器が当たらない(当てられなくはないが非常に面倒くさいので銃が無難)
ゾンビナース→近接も銃もいけるがただひたすら気色悪い
凶悪な小熊みたいなの→数でくるので相手すると死ねる
とまぁ、アクションの部分はとにかくストレスが溜まる。
そも、最初のイージーモードですら弾薬はギリギリに調整されているため、
とにかく探索が遅々として進まない。しかも無限沸きに近い。
なので某ゾンビゲーと同じ感覚ではやってはいけない。

しかしながら裏世界や全体の世界観、ストーリーはとにかく屈指の出来栄えであり、
アメリカで実写映画化されたが、こっちも非常にお勧めである。というかセットでお勧め。

今となっては非常に古いゲームだがプレイしてゆくにつれ、主人公とともに味わう絶望感は
ハンパじゃない。
というか、映画も一緒に観てそちらでも絶望感を味わって欲しい。そんな逸品。

2010年6月13日日曜日

ある自堕落な日ににつらつら思うこと

最近TSUTAYAでX-filesシリーズを通しで借りて見ている
昔、ビデオベースでシーズン2までは見てたが、シーズン3からの
若干のgdgd感が気になった。

基本、シリーズものはどんなに人気あっても中だるみが発生するものだが
それを考えると昔はよくもまぁ長期ドラマやってたもんだよなと思う。
おぼろげながら覚えているのだけでも
「宇宙大作戦」
「猿の惑星」
「アトランティスからきた男」
「タイムゾーン」

さすがにマカロニウェスタン時代までは無理だが、それにつけても
人種差別問題があるから今作るのも大変だよなと思う。

例えば「プリズン」だが、刑務所に収容されるのは圧倒的に
ヒスパニックが多く、黒人が準じる。ただし、これはアメリカ全体の
平均での話であり、地域によっては構成にムラができるだろう。
ビバリーヒルズなんてあまり犯罪するほどの人格破綻者は
居ないとは思うが、居たとしてあそこは白人専みたいな街なので
収容されている人種も白人系だろうし、チャイナタウンあたりは当然ながら
中華系やアジア系が多くなるだろう。

それを考えた場合、いくら差別対策とはいえ究極的に言ってしまうと
「今後、幕の内弁当しか作られない総菜屋」になるんじゃないのかなぁ・・・